こども新聞はいつから?幼児期にできる下準備とは
5才長男、年長になってからニュースに興味を持つようになりトランプや安倍総理について聞いてくるようになりました。
ちょうどドラえもんの番組の合間のCMでも朝日小学生新聞を宣伝しており、「しんぶんよんでみたい!」というのでサンプルを取り寄せてみました。
年長男子はこども新聞を読めるか?
息子「おかーさん、ドラえもんのってないんやけど?!」
母「ドラえもんは、宣伝に使われているだけやよ。。新聞には、ニュースが載っているんやよ。」
息子「なーんや!」
新聞の中には、ドラえもんのお話が書いてあると思っていたようです。。読んで〜と持ってはきたものの、「うーん、よく分からない。」で終了。絵本や図鑑で言葉の意味が分からない時は、随時聞いてくるのですがそれもなく、全体的にちんぷんかんぷんだったようです。我が家の年長男子には、まだ新聞は早過ぎたということです。
こどもが新聞を読むのが難しい理由
新聞がまだ読めない(興味が持てない・内容を理解できない)理由として、以下のことが考えられます。
<言葉の意味・概念が分からない>
小学生新聞のターゲットは、小学校3年生以降ですので、幼児にはまだわからない言葉が多いです。小学生と比べて社会生活の範囲も狭い幼児では経験から学ぶこともまだ足りていない話題も多いでしょう。
また、ふりがなは打ってありますが漢字も多めです。ひらがなとカタカナが全て読め、おしりたんていレベルの絵本なら一人でも読む長男ですが、一記事でも一人で読むのはしんどそうです。
<まだ知らない社会のしくみが多い>
こども新聞といえど、裁判・貿易・犯人逮捕等、が話題になります。大人は常識的に分かっている事柄ですが、年長だと「???」です。
一部の言葉には解説コーナーもありますが、悪いことをして逮捕されるとはどういうことなのか?総理大臣って、何をする人なのか?など、基本的な社会常識が知識のベースに必要と感じました。
上記を身につけるために新聞を読むのだ!という考えもあり、それは最もなのですが、分からない言葉一つずつを解説する時間と心の余裕が私にない・・・、「新聞は難しくて分からないもの」というイメージを与えたくないという理由から、我が家はまだこども新聞の定期購読は保留にしました。
代わりに、小学生低学年になった時にスムーズにこども新聞を導入できるための下準備をすることにします。
新聞をスムーズに読むために幼児期にできること
幼児の語彙力アップの方法
<子供と幅広い話題について話す>
手軽にできて効果が高いと感じています。
・子供に今日の保育園での出来事を聞く
・親が会社での出来事を話す
・絵本やニュースについて感想を交換する
おしゃべりや絵本の中で難しい言葉が出てきた時は、子供がスルーしていても「この言葉の意味わかる?説明してみて」といった声かけをするのもいいです。意外に間違って解釈していることも発見できます。
<国語辞典の活用>
分からない言葉は、国語辞典で調べる習慣をつけるのが大事ですね。
国語辞典は難しい言葉をわかりやすく説明してくれているので、親が説明につまった時は国語辞典で調べた説明文を読み上げることが多いです。
おすすめはことば辞典
入園前〜年中向け
こちらは絵がメインなので2歳頃から使えます。絵本代わりにページを決めて読んであげてもいいですね。
年長〜小学校低学年向け
今のところ親の使用頻度の方が多いですが、絵が付いている言葉を中心に子どももパラパラ眺めています。
社会のしくみを知る方法
<世の中の仕組みがわかるおすすめ本>
・職業(警察官、医者、会社員、総理大臣等、どういう仕事をしているか?)
・街にあるもの(自動販売機、電車、看板、駅、はなぜあるのか?その機能)
・世の中の仕組み(お金、切手と郵便、電気、水道、選挙の仕組み)
普段何気なく身の周りにあるものや仕組みについて、分かりやすく書いてあります。大人が読んでいても、へぇ〜と改めて勉強になりました。
<実際に体験する機会を増やす>
切手を貼って郵便を出す、電気の料金表を一緒に見て安くする方法を話し合う、お店で買い物をする等、時間がないとついつい大人だけで完結してしまいがちな用事も、子供を巻き込んでやってみると、意外に面白がってくれます。
また、社会の仕組みはお金の流れと繋がっていることが多いので、お金の行方について話すのも良いと思います。
まずは無料の子供向けニュースで!
朝日小学生新聞は、Amazonのアレクサに対応しており紙面のニュースをピックアップした番組を聞くことができるそうです。
残念ながらうちはGoogleHomeのユーザーなので聞けませんが、アレクサを持っておられる方はぜひ!
ネットニュースは NHKでNEWS WEB EASYというのがあります。
毎日のニュースが、平易な日本語で書いてあります。漢字にも、すべてふりがなが付いてます。
このサイトで便利なのが、辞書機能。下線が引いてある難しめの言葉は、カーソルを合わせると、言葉の意味が出てきます。小学生用の国語辞典を基にした説明文で書いてあるので、こどもでも意味を理解しやすいです。
音声でも聞けます。
無料ニュースで様子を見つつ、子どもの成長が追いついてくれば、再度定期購読を検討しようと思います。